宝塚御贔屓偏愛日記

宝塚歌劇団に関して狭く深い偏愛を語るブログです。

「礼真琴さん」呼びにおける、みちこの本気。

行って参りました、星組宝塚バウホール公演「One Voice」。

この時代に生まれ、同じ空間に身を置き、目の前で起きている奇跡に立ち会える幸せを目一杯感じられる公演でした。

みちこさんのカーペンターズの歌声の響きが私の身体を震わせるのを感じた途端、涙がこぼれて止まりませんでした。



とまあ、真面目な感想はそこそこにして。

なにぶん、既にOne Voice公演からもずいぶん時間が経っちゃったことだしさ。

現在劇団さんが鋭意努力中であらせられるようなので、DVD発売を信じて、未見の方はどうぞ映像をご自身でご覧になって、感じてくださいね。(丸投げ)



今回私が一つだけ言い残しておきたいのは、ことふう同期デュエット「この胸のときめきを」の後のみちこMCに震撼したという話です。


「君なしには生きていけない」「君は僕のものさ」という激甘ラブソングを二人が歌い終わり、ポーズを決めているその前にみちこが、ずずいっと割り込んで来て毎回何かアドリブで話をし、次のサックス演奏につなげるこの場面。


スカステや皆様の感想によれば、初日は「同期でそんな歌うたって恥ずかしくないの?」くらいのソフトなものだったのが、次第にふうちゃんは私のものなんだからねというみちふう公開ノロケが濃厚になっていったのは、皆さんご存知の通り。

そこでみちこ様の「ちょっと、礼真琴さん!」ですよ。


これね。あのね。ラブドリでみちこ扮するリナちゃんが、「ちょっと小桜ほのか!」「真衣ひなの!」「天彩峰里!」って毎回フルネーム呼びしてたのとは、全く180度性質の異なるものなんですよ!

ラブドリのはさ、下級生を覚えてもらおう、売り出そうっていうみちこの親心なんだよね。

その証拠に既に名前の売れてるふうちゃんとあーちゃんはフルネーム呼びしないで、ひたすら残りの3人を連日連呼してましたからね。

おかげさまで私もすっかり覚えました。


そしてもちろん!バウ主演まで果たした3番手格のことちゃんを今さらフルネーム呼びして売り込む必要なんて、全くあるわけがない。

なんならラブドリの時と違ってご丁寧にも「さん」づけまでしているじゃないですか!


私は震えましたよ…。

ああ…本気だね、みちこ…。

本気で宣戦布告してるよね…。

つーか、ことちゃん敵前逃亡だよ…。


本気と書いてマジと読む、みちこのふうちゃんへの愛が怖いくらいだったという話でした。おわり。