宝塚御贔屓偏愛日記

宝塚歌劇団に関して狭く深い偏愛を語るブログです。

続・初代ご贔屓真飛聖さん。

こうして順調にヅカ沼への坂道をコロコロ転げ落ちていく私ですが、とりあえず退団DVDを手に入れたところで真飛さんへの思いは一旦落ち着いたようで、そこから数ヶ月は特に進展はありませんでした。

数ヶ月後の2013年夏。たまたま東京に遊びに行くことになりました。
寄席に何回も行って、博物館や、江戸切子作り体験もしてみよう…など魅惑的な計画を次々立てる中、ふと宝塚も観てみようかな?と思い、急遽宝塚初観劇が決まります。
そう、ZUCCA×ZUCAで見たあの!ちえねねですよ!演目はロミジュリ!
チケットは確かB席で、しかも空港から直行してギリギリに駆け込んだからオペラを借りることができなかったので、一人ひとりの顔とかぜーんぜんわからなかったんですけどね。
セットとお衣装が凄いなーって思ったのと、あれがZUCCA×ZUCAに出て来たシャンシャンだ!!ってめっちゃ感動したのを覚えてます。

さて、初観劇を終えて帰って来て思ったことは、私は宝塚のファンというわけではなくて男役真飛聖さんのファンなんだな、ということでした。
その思いをさらに強くしたのは、初観劇から少しして友人からいただいた「黒蜥蜴」DVDを見たことです。
奇しくも、はるな檸檬先生が春野寿美礼さん堕ちしたというあの作品。
それが、私の真飛聖さん出演作品を初めて通して見た最初ということになります。(まだ退団DVDしか見てなかったので。)

当時、春野さんトップに次ぐ二番手であった真飛さんは、桜乃彩音さん演じる怪盗黒蜥蜴・緑川夫人の手下役として出演しています。

幕開き、舞台上に真飛さん演じる雨宮が「マダム!マダム!」と叫びながら駆け込んで来るところから始まるのですが…DVD再生し、まだ画面には一切真飛さんの姿は無いままに聞こえたこの声に何と私…

「きゃーっ❤︎きゃーっ❤︎」って全力で叫んでいました。

何でしょうか、あの血が沸騰する感覚。
ZUCCA×ZUCAの中で「ちらっと映った腕だけで沙央くらま様だとわかる」人が出て来ましたけど、まあそれに比べたら声はわかりやすいよね。でもね、紛れもなく私のご贔屓は真飛聖さんなのだわと実感した瞬間だったのでありました。終わり。